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リトル比良で道迷い遭難騒ぎ

6月4日(日)、
リトル比良で道迷い遭難事故がありました。
やまっこのM会長が対応されました。
高島市役所を経由して遭難者本人から
「比良で道に迷った」と連絡を受けたM会長
(面識はもちろんありませんでした)。

遭難した若者と携帯電話で直接やりとりをされました。

寒風峠へ向かうよう指示するものの、
現在地を把握できていないため、16時ごろ大津北警察署に連絡。
17時30分ごろ、県防災ヘリにピックアップされました。

当時、Oshyさん、yamakeiさん、そしてIk父・
Ikの4名で山岳センターの人工登攀壁を使っていました。
ちょうど片付けをして帰ろうかという時にM会長からのご連絡。
リトル比良近辺で遭難者、登山口で待機して欲しいとのことで、
ひとまずOshyさん、IK父、Ikの3名で登山口へ向かいました。

下山する単独登山者に声をかけ、情報を集めました。
釈迦の方で昼頃に見かけたという情報を得られため、
M会長より電話で本人に確認をとりました。
しかし、16時40分頃、
遭難者が自力下山する目処がたたないとのことで、
我々3名は帰宅することになりました。

その後、別の用事でY顧問の岩雪にお邪魔しました。
17時30分頃までにピックアップされなければ、
前回の捜索のようにヘッドライトで捜索か…といった
お話もきかれる中、なんとか救助されたとの一報。
ヘリは有視界飛行でしか飛ばないそうなので、
もう少し発見が遅れれば、
夜間捜索隊が出ていたかもしれません。

いずれにせよ、遭難者が無事救助されてよかったと思います。

リトル比良は去年も遭難騒ぎがありました(2パーティー同時遭難)。
比良は関西随一の遭難山岳地帯です。
他山の石としたいと思います。

■関連記事
東京新聞(6月5日)
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行方不明者捜索

2010年11月29日11時-30日午前3時
@ダケ道カモシカ台付近
やまっこメンバーによる行方不明者捜索

(12/4現在。遭難事故の詳細について、顧問がブログにアップされました。ぜひご覧ください。)
岩と雪のちょっと一息


○以下M会長のご報告文転載***************
昨夜11時より今朝方3時まで、比良ダケ道カモシカ台上部で道迷い遭難があり、
警察に救助要請の携帯連絡が入り、県警航空隊が捜索し、
ほぼ場所を特定しましたが暗くなり救助は明日ということになりました。
しかし、場所が特定できているならば
危険場所でない限り夜中に救助すべきと、
やまっこM、Y、T、Sの四名で捜索を行いました、が発見できませんでした。
今朝8時過ぎ警察より連絡があり発見ピックアップしましたとのことです。
昨夜は一時雨となり、風も強く、気温は0℃でした。
聞いている範囲では無謀登山です。どこで間違えたのでしょうか。
********************

遭難の顛末は、翌日の読売新聞に掲載されました。(Tdさんご提供)
記事によれば、景色をとるため、2時頃にダケ道より入山。
地図やコンパスも携行していなかったようです。
31歳単独行の遭難者でした。
中高年の遭難者の増加が叫ばれる今日この頃ですが、
若い世代の遭難も増加傾向にあると聞きます。
また、比良は関西随一の遭難場所です。
こういう形での同世代の遭難事故はショックですが、
山初心者として、常に山に謙虚でなければと思います。

(文責:Ik)

○参考書籍
羽根田治『山の遭難事故-あなたの山登りは大丈夫か』平凡社新書、2010年。
『岳人』(12月号)特集:2010年 山岳遭難を振り返る
○参考URL
比良山系遭難防止対策協議会
日本山岳サーチアンドレスキュー研究機構

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