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2014年1月11日~13日 鳳凰山山行記録

山域
南アルプス鳳凰山

日程
2014年1月11日(土)~1月13日(月 祝)

参加者
C  L:長谷川
S  L:古味
指  導:木内
メンバー:大平(嬢)・北村・杉本・鈴木(嬢)・中塚(嬢)

分担
装  備:木内L、古味
食  料:鈴木L、中塚、大平
記  録:北村L、古味
会  計:杉本
車両運転:古味

コースタイム

1日目:夜叉神の森14:05-15:15夜叉神峠小屋(泊)

2日目:夜叉神峠小屋7:05-休憩10分―9:25杖立峠―休憩20分―11:45苺平12:00-12:30南御室小屋(泊)

3日目:南御室小屋6:05-休憩10分―7:45砂払7:55-8:15薬師ヶ岳小屋―8:35薬師ヶ岳8:45-9:20観音ヶ岳9:35-10:25薬師ヶ岳小屋10:40-11:40南御室小屋12:55-13:30苺平13:40-14:45杖立峠14:55-15:50夜叉神峠小屋16:10-16:45夜叉神の森

概要
1日目
3連休初日だが、高速道路の渋滞もなく順調に夜叉神の森に到着、すでに駐車場は多くの車で埋まっている。今日は、夜叉人峠小屋まで約1時間の行程で楽勝と出発。いきなりの急登にあえぎ、あっという間に汗が出てくる。雪は、パウダースノーでアイゼンをつける必要はない。

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ちょうど1時間で夜叉神峠小屋に到着、目の前に白峰三山が広がる。明日の朝が楽しみ。
テント場には、先客が1張あり、お隣にスペースを確保し雪を踏んでテントを張る。日が傾き始めると、ぐんぐんと気温が下がり始め、マイナス10℃程度だったのが、日没頃にはマイナス15℃、夜になるとマイナス20℃まで下がった。夕食にコンロでお湯を沸かすが、結構な時間がかかる。ただし、さすがジェットボイル、あっという間に沸騰してくれる。3ℓ程度を沸かせるジェットボイルがあると助かるのに。
夕食:レトルトカレー、アルファ米、スープ

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2日目
今日は、南御室小屋まで約5時間の行程。
朝4時に起床、朝食を済ませ日の出を待つ。気温はマイナス15℃、風は穏やか。
モルゲンロートに嘆息し、朝7時出発。

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30分も歩くと気温も上がり始め、汗が流れ始め衣服調整の休憩。途中、大きな富士山に嘆息し、みんなでしばし撮影タイム。

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苺平からは、小屋の建つ鞍部を目指してどんどん高度を下げていく。明日は、これの登り返しかと思うとうんざりとしてくる。南御室小屋のテント場は、すでに数張のテントがあり、この後も次々とテントが増えていった。テントを張った後、ビーコンとゾンデ棒及び確保の講習。
講習の後にテントに戻ると、鈴木食坦Lからサプライズで温かいぜんざいが振る舞われた。

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南御室小屋の水場は、厳冬期にはありがたい。南アルプスの天然水でのどを潤す。
夕方には風が強くなりだし雲も出始めて、明日の天候が気がかり。けれど、夜、外に出ると強い風にダイヤモンドダストが舞い、空には満天の星が広がっていた。
朝食:カップヌードル、魚肉ソーセージ
夕食:どんぶり各種、アルファ米、豚汁

意味が違うんですね。
【アルペングリューエン】Alpengluehen{G} 【アルペングロー】Alpine glow{E}
山頂光。日の出前や日没後に高山が紅色や黄金色に輝く現象。
【モルゲンロート】Morgenrot{G}
朝焼け。朝日をうけて雲が赤く染まること。高山でみる朝焼け。

3日目
今日は7時間の行程、4時起きで6時出発。アイゼンを装着し、ヘッドランプを頼りに雪山ペースで登っていく。樹林帯では風もそれほど強くなかったが、森林限界を超えて高度を上げると徐々に強くなってきた。
砂払岳まで来ると展望が開け、目的地の観音ヶ岳が望める。薬師ヶ岳小屋を越え稜線に出ると、風で雪が飛ばされている。小屋の周辺は深い雪だが、稜線に出ると雪がなく、すぐに薬師ヶ岳に到着。計画より45分遅れ。このまま、目的地の観音ヶ岳をめざし出発。けっこう風は強く、バラクラバで顔を覆わないと頬が冷たくなってくる。

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快適な稜線歩きで観音ヶ岳に登頂。三角点は、大きな岩塊をよじ登った上にあり、山頂からは大きな北岳が望め、目を反転させると甲府盆地が眼下に広がる絶景!冬山で、これほどの快晴に出会えるとは奇跡的かも。名残惜しいが、みんなで記念撮影をして山頂を後にする。南御室小屋に着いたのは昼前、時間もないので早々にテントを撤収し下山を急ぐ。苺平、杖立峠と順調に下山し、夜叉神峠の手前で、雲に浮かぶ富士山に嘆息する。4時前に夜叉神峠小屋に着き一休みし、ここでアイゼンを外す。あとは、日没と競争しながら、夜叉神の森まで一気に下る。なんとか、ヘッドランプを出さずに駐車場に着くことができた。
朝食:どん兵衛、チーズ入り蒲鉾

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山行記録は「 きたむら 」 さんから頂きました。
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