愉快な仲間・真剣に遊ぼう!

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

12.5.3~6 雷鳥沢合宿  (長谷川編)

GW雷鳥沢合宿 !


日  程:2012年5月3日~6日
参加者 :松下 (CL) 、 IK(食事担当) 、長谷川(装備担当)
 
○1日目(5月3日)
待ちに待った雷鳥沢合宿!
天候が不安定だったので、前夜に松下(CL)さんから時間変更(5時→7時)の連絡をいただいて、
長谷川家(安土)に7時に集合し、松下さんの車に乗合わせて7時半頃に出発しました。
交代で運転して正午頃に国立登山研修所駐車場着。
駐車場で準、研修所の東さんにご挨拶して出発しました。
室堂までの往復切符を買ってから駅前で松下さんIKさんの2人が揃っておすすめの手作りおにぎりを
食べに行きました。本当にふわふわでおいしいんです!
そして長谷川にとって初めての立山ケーブル~立山高原バスと乗り継いで室堂に到着!
完全にガスっています…。
山岳警備隊に計画書を提出して出発=3 !!
しかし1時間も歩かないうちにザックがずり落ちて肩が痛みだして、そして何よりも呼吸がすぐに
乱れて苦しい…。何かおかしい??実は…
長谷川は、職場で新入社員の教育担当を任されて、
毎日製造現場で大声で指導していたので数日前から声が嗄れてガラガラでした。
これ(喉の炎症)が原因で呼吸が苦しいのか?等とこの時は考えていました。
しかし、雷鳥のお出迎えに励まされ、なんとか雷鳥沢に到着することができました。
 
 

ガスっていましたが、風は穏やかだったのでこの日はそのまま(整地のみ)でテントを設営しました。
先ずは、コーヒーを頂き、食担IKさんの野菜たっぷりなヘルシー豚汁で夕食です。外はガスっていますが、
引続き風も無く穏やかです。天気予報では明朝から大荒れで降水確率80%との事でしたが、希望を捨てずに
明日に備えて早めの就寝となりました。
 
 
○2日目(5月4日)
早朝から、せき・鼻水・悪寒・頭痛…風邪だ…orz
外は雨、朝食をいただいて、コーヒーを飲みながら天気を伺う。
トイレに行ったが、歩くと少しフラフラする…
テントの中で松下さんにロープワークの講習をしていただいてしばらくすると、雨が止んだので近場で雪上訓練を
実施する事になった。行きたかったので僕なりにかなり悩んだが、後のことを考えて待機する事をCLの松下さんに
申し出た。くやしーっ!少し眠ってから午後からでも復活してやる!!っと風邪薬を飲んでシュラフに潜りこんだ。
しばらくするとまた雨が降り出して雪上訓練組の2人も予想以上に早く引上げてきた。
その後は、天気の回復も無く、テントの中でただひたすら食って眠るだけです…



おかげで午後からは、体調も回復してきました。
天気も雨からみぞれ→雪へと変わり、早めの夕食をいただいている時にはもうテントに雪が積もり始めていました。
低気圧の通過が遅れて今になって寒気が入ってきたようだ。昨夜とは一変して気温も低下して風も強くなってきた
ので、壁作りを開始しました。



 
ようやく我が家の形が出来てきた頃には雷鳥沢に闇の世界が訪れていました。


 
 
 
○5月5日(3日目)
時折激しく吹きつける風雪は、夜が明けてもても治まらず。
それでも期待を込めて朝一番でテントの吹き流し換気口から山の様子を伺ってみるが、山は完全に
ホワイトアウト…。
頼むから回復してくれー!!
希望を捨てずに朝食をいただき、コーヒーとホットポカリを戴いて様子を伺う。
心の叫びが立山の神々に届いたのか?8時頃になって室堂乗越、奥大日と順に姿をみせてくれて、
一ノ越方面も見えてきた。
そして…CLの松下さんから「とりあえず一ノ越まで行ってみるか?」のお声が!ヤッター!!
早速準備をしてam8:40出発!



共同装備のロープやファーストエイドセット・と必要最低限の行動食とテルモス800ml、スコップ、ゾンデ棒、替えの
グローブだけの軽い装備で出発したのだが、そのせいか?風邪が治ってきたおかげか?はたまたアドレナリンによるものか?とにかく体が軽い。呼吸が乱れない。少しせきは出るが、体は元に戻ってきている…
稜線に近づくと、さすがに風が強くなってきた。


 
一ノ越山荘でトイレ休憩を入れて。
いよいよ雄山アタック!!
雲の流れが速く、時折風雪が強くなる。山行前のトレーニング(赤坂山雪上泊and歩行・ブンゲン雪上歩行
・銚子ヶ口個人ボッカトレ・堂満岳訓練・金比羅岩トレandアイゼン、ピッケル訓練)すべてが生きてくる。
訓練で教わったアイゼン・ピッケルワーク、耐風姿勢等が3000m級の雪山では必然となる。
初めての岩と雪の世界だ!しっかりした岩は手がかりに使い、急な斜面はダガーポジションで登る。
基本的に雪上を歩き、雪の途切れた部分は特に落石に注意して慎重に歩く。
そして…山頂か?とCLと握手したが、実はここは三角点2991.6mで本当の山頂はこの先の雪に埋まった鳥居
の上方に見えている祠のある場所。夏季はここから別料金800円徴収されるそうだ。
すかさずCLから行こうか!の声が!!さっすがー!!
風が強くなってきていたのですぐに行動開始。山頂アタック開始してすぐに突風が…。なかなか止まない…
岩の傍で耐風姿勢をとってじっと耐える。結構な強風だ。今回は無理なのか?頭の中にそんな気持ちが出てきた時に、
パッと風が止んだその瞬間にCLが次の岩場まで素早く移動する。僕も遅れない様に付いて行くそしてまた突風。
耐風姿勢で凌ぐ。たっ楽しい…。この様な危険と思われる状態で不謹慎だと思われるかも知れませんが、今回の
山行に向けてトレーニングし、頭の中で夢に描いていた世界が今、まさしく現実として目の前にあるのです。
うれしくて仕方ありません。大きくてしっかりとした岩は風を防ぎ、手がかりにもなってくれます。雪上で突風に遇った
場合には素早く耐風姿勢をとり、風が弱まった時点で近くの岩場(あれば)に移動すれば体力の消耗を軽減できます。
そういった濃厚で充実した時間はあっという間に過ぎて、気が付けば山頂!!
2012年5月5日13時20分雄山登頂成功 !!



 
風雪がどんどん強くなってきているので記念撮影だけしたら、さっさ引上げる事に。下山開始!!
風はさらに強く、雪上の細かな氷を巻き上げて飛んでくるので顔に当たると少し痛い。素早い耐風姿勢と丁寧な
ピッケル&アイゼンワークを心掛けて慎重に降りて行きます。



  
一ノ越山荘の風下側で行動食を頂く。うっすらガスっているが、槍ヶ岳~乗鞍岳まで見渡せる。
さすがに今回は、時間的にも天候状況からも、龍王岳に向かうのは無理でした。
下山中も天気は下り坂だったので今回の山頂アタックは、まさしく神が与えてくれた一瞬のタイミングだったのだ
と思います。この一瞬のタイミングをCLの松下さんが逃さずに我々を導いて下さいました。


果敢に雪壁に挑むIK先輩。
 
テントに戻ると暴風で壁が一部崩れていたので、壁の補修をして、IKさんに紅茶を入れてもらった。これまでは、
紅茶は3人でティーバック1つだったが、今回は3人で2つの特上品。このタイミングでこれはマジで美味かったー!
またすぐに風雪が強くなってきたので、本当に最高のタイミングで行動できたのだと思います。
続けて夕食(明太子ソースのパスタ、クリームシチュー)をいただいてから眠りに就きました。
本当に内容の濃い一日でした。
 
○5月6日(4日目)
登頂の興奮からか?昨夜は体が火照ってあまり眠れなかった。朝から風雪が降り注いでいる
朝食をいただいていると、風雪が止んできたので松下さんから剱岳を見に室堂乗越まで行こうか?とのお誘いが。
完全にその気になってコーヒーをいただきながらチラチラお山の様子を伺って見るが、なかなか剱岳方面のガスが
消えてくれない。そうこうしている内に逆にガスが広がってきて、また風雪が強くなってきた。
山の神様がもう充分だろ?って言っているのだろう。結局風雪の中、テントを畳んで撤収することになった。
「テントの出入り口は閉めて、先にポールを抜く」等CLの指導を受けながらテントを畳む。振り返ると別のグループの
テントが飛ばされて、別山の斜面を真直ぐにどこまでも登って行く…。
我々は無事パッキングを終えて室堂に向かった。30分程度歩いた頃からだろうか?往路で感じたあの呼吸の乱れ
に再び襲われる。少し歩いただけで呼吸が乱れて立ち休憩して呼吸を整えないと進めない。すごく時間がかかる。
やっぱりおかしい。今回のザックの重量は共同装備込みで23キロ。個人でのボッカトレーニングで25キロを背負って
残雪の銚子ヶ口岳往復7時間を歩いて問題ないことを確認している。その後の堂満岳山行も問題なかった。
なぜ?風邪のせい?そんな事を考えながら先を行く2人に必死で付いて行く。行程の3分の2が過ぎた辺りで一度
ザックを降ろして松下さんに見て頂きながら、ウェストベルトの位置を調整した。下の方に下がっていたウェストベルトを
上方に引上げた。そうです、雑誌等ではよく読んでいる背面長っていうやつです。これまでは、知識では持っていても
特に調整の必要性を感じた事がありませんでした。そして再び背負ってみるとあら不思議、ザックが背面に張り付いて
メチャクチャ楽になりました。歩いてみてもまったく呼吸が乱れません。こんなに劇的に変わるの?
このザックは今回の山行の為に購入したので、今回が初めての使用だったのです!ここからは、風雪にも負けずに
ルンルン気分♪で歩いていると、あっという間に室堂ターミナルに到着しました。
なんだかもう少し歩きたいような変な気分になりました。(笑)
ここからは、文明の利器を使って下山です。
 
 
立山の駅前で再びおいしいおにぎりとボリュームたっぷりの山菜そばをいただいて、国立登山研修所の駐車場に戻り、
研修所の東さんに挨拶をしてから玄関で3人揃って写真を撮ってもらいました。



帰りに松下さんおすすめの亀谷温泉に寄りました。気持ちよかったー!



亀谷温泉の向かいにある民族資料館の前に宇治長次郎の写真が…カッコイイ!!



そして富山の回転寿司店に寄ってから帰路に就きました。
 
雄山アタックGPS軌跡


 
帰路(雷鳥沢~室堂ターミナル)GPS軌跡


 
 
感想
青空の下穏やかで美しい山を登るのももちろん大好きですが、今回の合宿ではトレーニングで学んだ技術や書籍で
学んだ事を現場で必然的に体動かし、その有用性を確認できた。(というかこれらの技術を使用しないと登れなかった。)
僕にとっては非常に内容の濃い合宿でした。松下さんから指導された通り、「山岳気象大全」を片手に一週間前から
500hPaを中心とした高層天気図と地上天気図、予報天気図等を眺めて、プロの予報を参考に自分なりに気象状況
を把握するように努めた。Ogさんからお借りした書籍(ピッケル&アイゼンワーク)を繰り返し読んでイメージトレーニング
した。山行前にIKさん、Ogさん、松下さんに事前トレーニングを実施していただき、個人的にも不安な部分はトレーニング
山行で確認した。これら全てが生かされ実行できた、とてつもなく内容の濃い合宿でした。そして今回の山行中に体が
自然と学び、持ち帰れた技もたくさんありました。次の雪山シーズンが今から楽しみです。今度は風邪をひかないように
気をつけます!
 
長谷川

| 2012年記録 | 22:47 | comments:0 | trackbacks(-) | TOP↑

COMMENT














PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。